ESP32に関するよくある質問

自分の ESP32 基板がどれか調べる方法

// 基板の見分け方 · FAQ

カテゴリ: ESP32 · 基板の見分け方 · 更新: 2026年8月

「持っている ESP32 はどれ?」そんなときは PCB ではなく、金属のモジュールシールドを見てください。チップの種類はそこに印刷されています。ピン配置もフラッシュも PSRAM も、あの刻印1つからすべてが決まります。

手持ちの ESP32 基板はどれ?

順番に3つ確認します。モジュールシールドがチップ名、シルク印刷が基板名、USB チップが設計世代を示します。「自分の ESP32 はどれか」と聞かれて答えるべきはチップ名ですが、ピン配置が属するのは基板のほう。両方メモしておきましょう。40秒で済んで、後で推測する必要がなくなります。

ESP32 基板の見分け方は?

モジュールシールドを読みます。旧型なら ESP32-WROOM-32、WROVER なら PSRAM 付き、S3 なら ESP32-S3-WROOM-1、C3 なら ESP32-C3-MINI-1 と刻印されています。末尾のサフィックスでメモリも分かります。N8 は 8MB フラッシュ、R8 は 8MB PSRAM です。刻印で分かるのはチップまでで、基板のブランドはシルク印刷で確認します。

シルク印刷で基板を見分けるには?

基板を裏返して印刷された名前を探します。ESP32-DevKitC V4、NodeMCU-32S、LOLIN32、Wemos D1 Mini ESP32、ESP32-CAM などです。中身のチップが違っていても、大抵の互換品は名前を印刷しています。ラベルが無い場合は、ピン数を数え(30、36、38)、USB チップを確認します(CH340、CP2102、またはネイティブ USB なら無し)。内部構造の FAQ では、USB チップがなぜ重要なのかを解説しています。

起動ログから ESP32 を特定する方法は?

115200 baud でシリアルモニターを開き、Enter キーを押します。ROM が「Chip is ESP32-S3 (revision v0.1)」とフラッシュサイズを1行で表示します。2分で自分の ESP32 を知るにはこの1行で十分で、ケースを開ける必要すらありません。esptool.py flash_id も「Detecting chip type: ESP32-C3」と同じことを出力します。私も、謎の引き出しから出てきた刻印なし基板は、この方法で特定しています。

知りたいのはチップ?それとも基板?

チップと基板は別々の答えで、どちらも重要です。チップが Arduino のボードエントリを決め、基板が配線するピン配置を決めます。同じチップでもピン配置が違うから、フォーラムの回答が矛盾しているように見えるのです。自分の基板名を見つけたら、ピン配置の図を横に置いておきましょう。

Arduino IDE でどのボードを選ぶ?

選ぶべきボードは、自分の基板に何と印刷されているかで決まります。30 ピン・38 ピンの旧型 devkit の大半は「ESP32 Dev Module」で動きます。NodeMCU-32S には専用エントリがあり、S3 は「ESP32S3 Dev Module」、C3 は「ESP32C3 Dev Module」、Nano ESP32 も専用です。汎用エントリが安全なデフォルトで、間違えた場合も大抵は書き込めますが、フラッシュサイズのデフォルトがズレます。失敗時の対処は 書き込みの FAQ にまとめています。

名前が分かったらピン配置はどう調べる?

ピン配置はチップではなく基板に従います。同じ旧型 ESP32 でも 30 ピンと 38 ピンの devkit では使えるピンが違い、GPIO0、GPIO2、GPIO15 はレイアウトごと消えます。正確な基板名に「pinout」を付けて検索し、図よりシルク印刷を信じてください。互換品は SDA と SCL を入れ替えていることがあるので注意です。

PSRAM で見分けは変わる?

S3 と WROVER モジュールだけの話です。S3-WROOM-1-N8R8 は 8MB フラッシュに 8MB PSRAM、R8 の無い N8 は PSRAM なし。私もかつてカメラプロジェクトを普通の N8 に書き込んで、VGA 解像度を超えたところでフレームバッファが壊れたことがあります。コードは正しかったのに、です。コード上で確認するには ESP.getPsramSize() を呼んでください。0 と表示されて、プロジェクトが PSRAM を必要とするなら、それは基板の問題です。

刻印が消えていたら?

起動ログがバックアップ手段です。どの ESP32 もリセット時にチップ名とフラッシュサイズを表示するので、95% の基板はこれで特定できます。ピン数と USB チップで残りもカバーできます。無名基板の中には間違ったラベルを印刷しているものもあり、ログとラベルが食い違う場合はログを信じてください。

自分の ESP32-S3 の種類を知るには?

モジュールの型番を最後まで読みます。ESP32-S3-WROOM-1、-WROOM-2(デュアルアンテナ)、または -MINI-1 で、続けてサイズのサフィックス(N8、N16、R8、N8R8)を確認します。基板側では DevKitC-1 と -1U の違いは USB-C か micro-USB かだけです。この型番が答えのすべてなので、特定の PSRAM が必要なディスプレイを注文する前にメモしておきましょう。配線の確認は 無料シミュレーター で先に済ませられます。

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